椀方の「飲食徒然草」
2000年9月30日編
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2000年9月30日（土）晴れのち曇り一時雨
今日はジェームス・ディーン忌
1955年のこの日、ジェームス・ディーンが交通事故で亡くなりました（享年２４歳）。
「エデンの東」「理由なき反抗」に主演し、一躍大スターになり３作目の「ジャイアンツ」の完成直前のことでした。
＊＊＊午後0時半頃、大井町にある某蕎麦屋（Ｓ）にて＊＊＊
今日は午前中の仕事を終え、いつもの相方と昼酒を楽しみに行く。
大将が持ってきたのは新潟の酒、越の華酒・純米吟醸ひやおろし。
もう、ひやおろしが出てくる季節なんですね。
料理は、枝豆、大根おろしなめこ和えが出てくる。
季節的にはシーズン終わりの枝豆、今年はいろんな種類の枝豆を食べたが、この豆は味がしっかりして美味い。
たっぷりの大根おろしに和えたなめこの粘り気が胃にやさしくて美味い。
次に出たのは、京都から直送の生湯葉。
山葵を乗せて出汁醤油に漬けて食べる。
ふと思い付いて柚胡椒を出してもらい、山葵の代りに乗せて食べてみたが、香りが高くて美味い。
暖かいものとして、生湯葉と厚揚げの小鍋仕立て。
汁ごと取り分けて七味を掛けて食べるとお腹が暖まって美味い。
お酒が空いたところで大将が持ってきたのは焼酎。
大将は最近焼酎に凝っているらしいが、持ってきたのは西酒造の新作焼酎、蔵の切り札というもの。
これは米麹に契約栽培の亀の尾を使った３０度強の芋焼酎。
ロックで飲んだが、切れのある中に米の甘みを感じる美味さは、芋焼酎よりも球磨焼酎に近い。
次に飲んだのは同じ西酒造の長期熟成焼酎、天使の誘惑。
これは生のまま飲んだが、カラメルとナッツのような味がふわ〜っと口のなかに広がり、思わず目を閉じる（^^）
〆の酒としては最高のもの、しかもまだ昼の2時過ぎ（笑）
最後にもり蕎麦を食べてお店を後にした。
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