椀方の「飲食徒然草」
1999年6月23日編
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'99年6月23日（水）小雨、やっと梅雨入り本番
今日はオリンピック・デー
ピエール・ド・クーベルタン男爵の提唱で、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）が
１８９４年（明治２７年）のこの日、パリで創立されました。
クーベルタンは“近代オリンピックの父”といわれ、この日世界各国で記念業事が行われます。
(本当は「参加する事に意義がある」とはクーベルタン自身は思っていなかったようで…。)
日本では1948年(昭和23年)から行っています。
沖縄慰霊の日
昭和２０年（１９４５年）のこの日、８０日に及ぶ地上戦がようやく終わったとされる日です。
住民を中心に約２０万人の犠牲者をだした沖縄戦ですが、
この２３日に日本軍の組織的な抵抗が終わったとするには異論があり、
本土の終戦の日より後の９月７日に先島群島や奄美群島の軍指令官が南西諸島の全日本軍を代表して
アメリカに対し無条件降伏の文書に調印したという記録もあります。
犠牲者の霊を慰め平和を記念する日として琉球政府時代の昭和３６年よりさまざまな行事が行われています。
＊＊＊夜８時過ぎ、東京・京橋の某鮨屋にて＊＊＊
今日は仕事帰りの食事という事で、思わず江戸前寿司に巡り合う。
まずはエビス！！ということで細身のグラスに注いで乾杯。
お腹も空いていたので、さっそくお任せで握ってもらう。
まずはマグロの中トロ。薄く削ぎ切りした上品な大きさで、口に入れると甘みがじわ〜っと広がる。
次は鯛。ぷりぷりとして旨い。
ビールも空いたので冷や酒を注文する。銘柄を見ると、ほぼ新潟酒オンリーの品揃え。
久保田・千寿に八海山・本醸造、菊水・無冠帝・吟醸など。
燗酒はなぜか月桂冠のみ。
冷やを、各１杯ずつ呑んで、寿司もこはだ、烏賊、雲丹とすすみ、最後は鯛の潮汁で締めくくり。
思わずグルメな夜であった。
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