椀方の「飲食徒然草」 

2000年1月17日編


上へ前へ|ここ|次へ|

2000年1月17日(火)

今日は「今月今夜の月を…」 の日

尾崎紅葉の名作「金色夜叉」の中で“寛一”が、裏切られた恋人の“お宮”に熱海の海岸で、
「来年の今月今夜、僕の涙で月を曇らしてみせる」という有名なセリフがありますが、
その今月今夜が1月17日です。

阪神淡路大震災(正式名称:兵庫県南部地震)

1995年1月17日午前5時47分発生。
震度7の激震とその後を襲った火災にに命を落とした方は6千4百人余り。
私の住んでいるマンションも一部損壊の被害を受けましたが、補修を終えて今はその痕跡もありません。

しかしまだまだ震災前の生活を取り戻せない人達がたくさん取り残され、孤立感を強めています(;_;)。
当事者以外の人にとっては、これも歴史の中で埋もれていく記憶の一つになるのでしょうか。




***午後7時半頃、八重洲地下にある某蕎麦屋(S)にて***

仕事で出ていたのでそのまま食事となる。
この店は某外食チェーンの系列の店だが、信州蕎麦と信州料理?を売り物にしたお店。

料理は温豆腐、と七輪焼き。お酒は真澄の吟醸酒を注文。

七輪焼きは卓上七輪の上で野菜や干物を炙って食べるという趣向。
河豚味醂干し、うるめいわし、烏賊一夜干し、エイひれ、たたみいわし、野菜盛りを食べる。
目の前で炙って食べると、なかなか美味い。

お酒の追加を見ると麗人の5年古酒があったのでそれを注文する。
同席のメンバーは蕎麦焼酎の蕎麦湯割りを注文。

最後にもり蕎麦を食べてお開きにする。


上へ前へ|ここ|次へ|