椀方の「飲食徒然草」 

2000年6月27日編


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2000年6月27日(火)曇り

今日はヘレン・ケラー誕生日

1880年6月27日生。
2歳の時しょうこう熱の為に視覚・聴覚・言葉を失う三重苦の身の上に(^^;

家庭教師アン・サリバン女史の献身的な教育をうけて自己確立するまでを、著書「私の人生」に著しました。
大学を卒業した後は世界中の体の不自由な人々の為に、社会福祉活動を行いました。

この自叙伝は映画化もされ世界中の人が感動しました。


***午後6時半頃、大森にある某焼肉屋(A)にて***

今夜は相方と以前新聞の記事で見た七輪で食べられるホルモン焼き屋を探索に行く。

JR大森駅を出るとその店はビルの2階にある。
最初のイメージでは、こじんまりとした屋台風の店で七輪を囲むと思っていたが、なかなかどうして店内は広くて大人の雰囲気である。
テーブルも大きめで照明兼換気扇が真上にあり、これで煙を吸い出す構造になっている。

焼き材も牛肉、地鶏、ホルモン類となかなか充実していて、他にガツ刺し、ユッケ、レバ刺し、冷麺などもある。
当然ながら肉には見向きもせずに子袋、ホルモン、上ホルモン、ギアラなどを塩で注文、あとガツ刺しも。

アルコールはまず生ビール、相方は生レモンサワーを注文。

程なくアルコールとともに小ぶりの七輪が運ばれてきた。
炭はおがくずを竹輪状に固めたオガライト製のようだ。

乾杯をしていると、注文のホルモン類を大皿に盛ってきた。う〜むなかなか新鮮である。他にはキャベツを少々。

ところで、テーブルには取り皿が大小それぞれ数枚置いてあるが、一番上のは紙で包んであるし、肉をつかむトングも紙で包んである。
他には紙製のエプロンが置いてあるなど、衛生面で随分気配りがしてあり、時節柄好ましい配慮である。

さて七輪で焼き始める。塩は控えめで少々物足りないが、新鮮な証拠に変な臭みも無い。
テーブルには調味料として、塩コショー、トウバンジャン、豚ミソ等があるが、この豚ミソがなかなか美味い。

ビールが空いたので追加をしようとメニューを見たら、韓国の酒マッコリ風の日本酒があったのでそれを注文した。
岩手の酒蔵鰍さ開が受託製造している「しろ酒」でビールの大瓶に入っているが、れっきとした日本酒表示。
アルコール度数は7度で炭酸もある。
コップに入れて飲むと、どぶろくそのものだがさっぱりしていて結構いける。

追加でホルモンと喉すじ、しろ酒を注文してお腹も満足してお勘定は1人2,800円位。
さっぱり塩ホルモンに満足してお店を後にした。


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